【ブログ】歯磨きの正しい時間と回数
京都市西京区の井上歯科診療所では、気軽に相談できる地域の歯科医院、そして患者様のお口の健康を見守り続けるかかりつけ医として、虫歯や歯周病の治療だけでなく、それらを未然に防ぐ“予防”にも力を入れています。
小さなお子様からご高齢の方まで、ファミリー単位でお口の健康をお守りいたしますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様のお口の健康に役立つ様々な情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“歯磨きの正しい時間と回数”についてです。
歯磨きにはどのぐらいの時間をかければいいの?
毎日のお口のケアとして欠かせない歯磨きですが、一体どのぐらいの時間ブラッシングをするのが正解なのでしょうか?
実は、歯磨きにかける時間というのはあまり重要ではなく、また、ゴシゴシと力を込めて磨けばいいというものでもありません。
だからと言って短時間でサッと済ませてしまおうとすると、どうしても磨き残しが多くなってしまいます。
そもそもブラッシングで大切なことは、歯ブラシの毛先を歯周ポケットへ向け、細かく動かして歯と歯茎を傷つけないよう優しく磨くことです。
このようにして1本ずつ丁寧に磨いた場合、1回の歯磨きにつきおよそ5〜8分程度の時間がかかることになります。
また、歯には歯ブラシが届きやすい面とそうでない面があり、歯並びによっても磨きやすい部分と磨きにくい部分があるため、時間には個人差も出てきます。
もしも磨き残しが気になるようであれば、歯科クリニックでチェックしてもらうようにしましょう。
1日に何回ブラッシングすればいい?
では、歯磨きの回数については何回が正解なのでしょうか?
「食事の後には必ずブラッシング」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、朝と夜寝る前に歯磨きができれば、お昼に磨けなくともそんなに気にする必要はありません。
というのも、人間は寝ている間は唾液の量が低下するため、虫歯や歯周病の細菌がどんどん増えていき、起床時のお口の中には細菌が数多くいる状態になります。
このことから、就寝前にしっかり歯磨きをして口腔内を清潔にしておくことが、虫歯や歯周病予防の大切なポイントとなるのです。
正しいフラッシングができているか、磨き残しがないかなど、お口のケアで気になることがあれば、お気軽に当診療所にご相談ください。