【ブログ】親知らずと口臭
親知らずと口臭
京都市西京区の井上歯科診療所では、気軽に相談できる地域の歯科医院、そして患者様のお口の健康を見守り続けるかかりつけ医として、虫歯や歯周病の治療だけでなく、それらを未然に防ぐ“予防”にも力を入れています。
小さなお子様からご高齢の方まで、ファミリー単位でお口の健康をお守りいたしますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様のお口の健康に役立つ様々な情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“親知らずと口臭”についてです。
親知らずはお口の臭いの原因になる?
親知らずは前歯から数えて8番めの一番奥にある歯で、10代後半〜20代前半頃に生えてきます。
特に問題がない歯であれば口臭の原因にはなりませんが、親知らずは一番奥に生えることから歯磨きがしづらく、食べかすなどが残ると臭いを発する元になってしまうことがあります。
また、残った食べかすが発酵すると歯茎に炎症が起こり、膿が出ることでお口の臭いの原因となったり、磨き残しから虫歯ができてしまうと、虫歯の細菌が口臭の元になる場合もあります。
抜歯をした後の口臭
親知らずの抜歯をした後、傷口が治るまでには1〜2か月ほどかかります。
この期間は、縫合に使用した糸に食べかすが残るなどして臭うことがありますが、傷口が治れば口臭もおさまりますので通常特に問題はありません。
正しい歯磨きと治療で口臭ケアをしましょう
口臭の原因が親知らずである場合、歯を抜くことも解決方法の1つではありますが、患者様のお口の状態によっては抜歯しない方がいいケースもあります。
親知らずを抜く以外には、以下のような歯磨きや虫歯の治療による対策があります。
・正しく歯磨きをする
親知らずはお口の一番奥に生えるので歯ブラシが届きにくく、口内ケアが難しい歯です。
そのため、タフトブラシや歯間ブラシ、フロスなどを併用し、丁寧なブラッシングを行うようにしましょう。
・虫歯や歯茎の炎症を治療する
親知らずやその周囲の歯が虫歯になっている、または炎症が起こり臭いの元となっている場合は、早めに歯科医院で治療するようにしましょう。
放っておくと虫歯は悪化していき、炎症による膿も口臭の原因となってしまいます。
毎日行っている歯磨きでも、気づかない内に磨き癖がついていて正確なブラッシングができていないこともあります。
「この頃口臭が気になる」という方は、お気軽に京都市西京区の井上歯科診療所へご相談ください。