【ブログ】1回の歯磨き時間の目安。理想的な時間帯・タイミングは?
京都市西京区の井上歯科診療所では、気軽に相談できる地域の歯科医院、そして患者様のお口の健康を見守り続けるかかりつけ医として、虫歯や歯周病の治療だけでなく、それらを未然に防ぐ“予防”にも力を入れています。
小さなお子様からご高齢の方まで、ファミリー単位でお口の健康をお守りいたしますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様のお口の健康に役立つ様々な情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“1回の歯磨き時間の目安。理想的な時間帯・タイミング”についてです。
歯磨きにかける時間はどのぐらい?
28本(親知らずを入れて32本)の歯を丁寧に磨くためには、最低3分間の歯磨きが必要だと言われています。
また、一般的には朝・昼・晩の食事後に歯を磨くことが推奨されますが、1日の歯磨きの平均回数で最多となるのは2回だという調査結果もあり、ライフスタイルによっては1日に1回または2回しか磨けないという方も多いのではないでしょうか。
回数や時間よりも、汚れをしっかり除去することが大切です
1日3回の歯磨きができなくとも、虫歯や歯周病の予防のために、寝る前の歯磨きは丁寧に時間をかけて行うようにしましょう。
というのも、睡眠中は唾液の量が減るため、口内が乾燥し、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすい状態になっているからです。
寝る前の歯磨きでしっかりと汚れを落とし、歯と歯の間のケアを行っていれば、仮に夜しか歯磨きができなかったとしても、すぐに虫歯や歯周病になる可能性は低くなると考えられます。
歯磨きをするタイミングは?
「食後は口内が酸性になるため、すぐに歯磨きをすると歯を痛める」と言われることがあります。
しかし、実際のところ食事内容がよっぽど酸性に傾いているのでなければ、食後すぐに歯磨きをして、歯についた食べかすを早めに取り除くことをおすすめします。
これは虫歯菌が食べかすの糖を分解して歯垢を作り、酸を出すためで、酸によって歯が溶かされることで虫歯が発生してしまうからです。
また、力を入れて磨き過ぎたり長い時間磨くことは歯や歯茎を傷つけてしまったり、知覚過敏を起こす恐れがあるため、磨き過ぎにも注意しなければなりません。
ご自身の歯並びやお口の状態に合った歯磨きの方法について知りたい方は、お気軽に京都市西京区の井上歯科診療所へご相談ください。