ドクターズインタビュー

interview

井上歯科診療所 院長井上 明洋Akihiro Inoue

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井上歯科診療所の歩みと
地域密着への想いinterview

井上歯科診療所は長い歴史をお持ちですが、創業の経緯と地域への想いをお聞かせください。

井上歯科診療所は長い歴史をお持ちですが、
創業の経緯と地域への想いをお聞かせください。

POINT 01

井上歯科診療所は長い歴史をお持ちですが、創業の経緯と地域への想いをお聞かせください。

井上歯科診療所は、1964年の東京オリンピック開催年に開業し、約60年の歴史がある歯科医院です。元々は祖父が和歌山で始めた歯科医院を父が京都で引き継ぎ、その後さまざまな場所を経て、今の西京区・桂という地域に根を下ろしました。この場所は、私が幼少期から過ごした思い出深い土地でもあり、地域の皆さんとの距離感がとても近いことが特徴です。
長年ここで診療を続けていると、親子三代にわたって来院される患者様も少なくありません。歯科医療は単なる治療ではなく、地域の健康を支える大切な役割があると感じています。地域密着型という言葉だけでは表せない“日常の一部”として存在すること。それが私たちの診療所のあり方です。

歯科医師を志されたきっかけについてお聞かせください。

歯科医師を志されたきっかけについて
お聞かせください。

POINT 02

歯科医師を志されたきっかけについてお聞かせください。

歯科医師を目指したのは、やはり父の影響が大きいですね。父が高校生の頃に祖父が他界したため、一度は家業としての歯科医療が途絶えかけました。しかし、父が大学を卒業後、京都で再び井上歯科診療所を開業したことで歴史が繋がりました。私自身、特別な使命感を持って歯科医を志したわけではなく、気づけば自然とこの道に進んでいました。家庭の中で歯科医療が身近な存在だったからこそ、ごく当たり前の選択だったのかもしれません。ただ、家族から受け継いだのは技術だけでなく、地域の人々と信頼関係を築き、医療を通じて貢献するという姿勢です。その精神が今の診療スタイルにも反映されていると感じています。

患者様と向き合う、信頼関係の築き方interview

日々の診療で心がけていることはありますか?

日々の診療で心がけていることはありますか?

POINT 03

日々の診療で心がけていることはありますか?

歯科医療において最も重要なのは“信頼関係の構築”であると考えています。治療そのものの技術も大切ですが、患者様が安心して治療を受けられる環境づくりが欠かせません。特に初診の際には、どんな小さな不安や疑問も丁寧にヒアリングすることを心掛けています。たとえば、患者様が「歯を白くしたい」と希望された場合でも、それがホワイトニングを求めているのか、単に歯石を取りたいだけなのか、意図を正確に理解する必要があります。
また、近年では外国人の患者様も少なからず来院されます。外国人の患者様への対応では、言語の壁が課題になることもよくあります。そのため、日本語が不自由な方には通訳ができる方の同伴をお願いするなどして、コミュニケーションや診療にズレが発生することを防ぐようにしています。やはり、医療は言葉だけでなく、理解の深さが重要なんですよね。患者様が納得した上で治療方針を決め、自分自身で選択できるよう、常に寄り添う姿勢を大切にしています。

親知らずの抜歯について、先生の強みや印象深いケースがあれば教えてください。

親知らずの抜歯について、先生の強みや
印象深いケースがあれば教えてください。

POINT 04

親知らずの抜歯について、先生の強みや印象深いケースがあれば教えてください。

私は口腔外科での豊富な経験を活かし、特に親知らずの抜歯に専門性を発揮しています。通常の歯科医院では対応が難しい神経に近い親知らずや骨に深く埋まったケースでも、適切な診断と技術で安全に処置を行うことが可能です。印象的だったのは、親知らずの奥にもう1本の歯が隠れていた症例。抜歯中に偶然発見し、神経を傷つけることなく無事に取り除くことができました。
最近では、SNSの影響で「小顔効果のために親知らずを抜きたい」という方も増えています。しかし、親知らずはあごの骨に埋まっており、顔の輪郭には直接的な影響を与えません。医学的な根拠が薄い情報に惑わされず、慎重に判断していただきたいと思います。
当院では、患者様の健康を最優先に考え、リスクのある不要な治療は決して行いません。ただし、親知らずを放置するとむし歯や歯周病のリスクが高まるため、抜歯が必要な場合は、できるだけ早めの処置をお勧めしています。特に学生のうちに抜いておくと、治癒も早く、社会人になってからの負担を軽減できます。将来の健康を守るためにも、気になる方はぜひご相談ください。

訪問診療の取り組みについて教えてください。

訪問診療の取り組みについて教えてください。

POINT 05

訪問診療の取り組みについて教えてください。

訪問診療は、通院が困難な高齢者や寝たきりの方々を対象に行っています。診療内容としては入れ歯の調整や口腔ケアが中心となっています。特にお口の衛生管理は全身の健康維持にもつながる重要なケアです。訪問診療は治療だけでなく、定期的な健康管理としての役割も担っています。私自身も訪問診療に積極的に取り組んでおり、地域の医療ニーズに応えることを大切にしています。
また、訪問診療を通じて家族や介護スタッフとも連携を深め、患者様が安心して生活できる環境づくりにも貢献しています。地域に密着した診療所として、通院できる方だけでなく、すべての地域住民の健康を支える存在でありたいと考えています。

今後の展望についてお聞かせください。

今後の展望についてお聞かせください。

POINT 06

今後の展望についてお聞かせください。

これからも変わらず、地域密着型の歯科医療を大切にしていきます。現在、予約が取りづらい状況でご不便をおかけしていることは課題の一つですが、一人ひとりに寄り添った丁寧な治療を維持することを最優先に考えています。また、高齢化社会に対応するため、訪問診療の拡充や地域医療との連携をさらに強化していく予定です。
私自身、特別なことをしているつもりはありません。ただ“地域の皆さんにとって身近な歯科医院であり続けること”それが私たちの目指す未来の姿です。信頼関係を大切にし、患者様一人ひとりのニーズに応えることで、これからも地域医療に貢献していきたいと思っています。歯の治療で迷っている方は、お気軽にご相談ください。

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