【ブログ】子供のための予防の歯医者
京都市西京区の井上歯科診療所では、気軽に相談できる地域の歯科医院、そして患者様のお口の健康を見守り続けるかかりつけ医として、虫歯や歯周病の治療だけでなく、それらを未然に防ぐ“予防”にも力を入れています。
小さなお子様からご高齢の方まで、ファミリー単位でお口の健康をお守りいたしますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様のお口の健康に役立つ様々な情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“子供のための予防”についてです。
子供の歯のために、予防が大切な理由とは何でしょう?
虫歯予防が大切なことは、皆さんもきっとご存知でしょう。
虫歯ができると痛みや腫れが出て、ものがよく噛めず辛い思いをします。
しかし虫歯が多くできる子供には、痛みの他にも次のような色々な影響が出てしまいます。
歯並び、骨格が歪んでしまう
虫歯が進んで歯を抜くことになると、周りの歯が抜いた歯の空きスペースに移動し、永久歯がずれた場所から生えるため、歯並びが悪くなります。
また、虫歯によりものがよく噛めなくなると、あごの骨の成長に影響を及ぼし、骨格が歪むこともあります。
食生活が偏り、栄養状態が悪くなってしまう
虫歯でものが噛みづらくなると、やわらかいものや食べやすいものばかりを食べがちになり、栄養状態が悪くなってしまいます。
しっかり食いしばれず、運動時に支障が出る
運動をしていて瞬発力を発揮したいとき、バランスを取りたいときなど、人は歯を食いしばって力を出します。
虫歯があって思いきり歯を食いしばれないと、うまく力を出すことができなくなります。
脳への刺激が減ったり、集中力が落ちてしまう
噛むことは脳を刺激します。
虫歯ができてしっかり噛めなくなると刺激が脳に伝わらないばかりか、歯並びが悪くなると集中力が落ちたりイライラが募ったりします。
何よりも、虫歯にならないことが一番です
予防歯科では、お子様の歯を守るために以下のようなことを行っています。
・定期検診
・歯磨きの指導
・フッ素塗布
・食事の指導
「虫歯は治療すれば大丈夫」と思われるかもしれませんが、一度治療した場所は時間が経つにつれ隙間ができやすく、再度虫歯になりやすいのです。
虫歯と治療を繰り返すのは、お子様自身にも保護者の方にも大変な負担となってしまいます。
どんな治療法、どんな素材も、虫歯になったことがない健康な天然歯に勝るものはありません。
当診療所で定期的な予防処置を受け、ご自宅での歯磨き指導や食生活に注意し、虫歯になる前にお子様の歯を守ってあげることをおすすめします。