京都市西京区の井上歯科診療所では、気軽に相談できる地域の歯科医院、そして患者様のお口の健康を見守り続けるかかりつけ医として、虫歯や歯周病の治療だけでなく、それらを未然に防ぐ“予防”にも力を入れています。
小さなお子様からご高齢の方まで、ファミリー単位でお口の健康をお守りいたしますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様のお口の健康に役立つ様々な情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“インプラントの虫歯”についてです。
インプラントをした歯は虫歯になる?
インプラントとは、歯を失ったところに金属製の人工歯根を埋め込み、噛む力や咀嚼機能を回復する治療法のことです。
金属製の歯根の上部には人工の歯冠を使用するため、インプラント自体が虫歯になることはありません。
しかし、インプラント周囲の組織である歯肉や骨は依然として感染や炎症のリスクがあり、適切なケアを行っていないとプラークによる炎症が起こる場合があります。
これをインプラント周囲炎と呼び、歯周病に比べると症状が進むスピードが速いと考えられています。
インプラント後のケア方法について
インプラントの手術後は、周囲炎を予防するためにも次のようなことに注意し、適切なケアを行うようにしましょう。
・歯みがきの際は、鉛筆を持つように指先で歯ブラシを持ち、力を入れ過ぎないようにブラッシングをします。
※インプラントの手術から2週間程度の間は、毛先が柔らかな専用の歯ブラシを使用し、歯茎を傷めないように丁寧に歯みがきをしましょう。
・インプラントの手術後、歯科医師から、うがい薬を出されている場合はそれを使用し、優しくうがいをします。
・手術後は歯茎が回復していないため、刺激がある飲食物は避けるようにしましょう。
インプラントを快適に長持ちさせるために
インプラントを長く快適に使用するためには、定期的な検診やメンテナンスを受けることが重要です。
また、歯科医師から適切なケア指導を受け、ご自身で実践していくようにしましょう。
インプラント周囲炎の予防方法が知りたい方、気になる症状があるという方は、一度、京都市西京区の井上歯科診療所にご相談ください。
