【ブログ】なぜ歯磨きをしていても虫歯ができてしまう?
京都市西京区の井上歯科診療所では、気軽に相談できる地域の歯科医院、そして患者様のお口の健康を見守り続けるかかりつけ医として、虫歯や歯周病の治療だけでなく、それらを未然に防ぐ“予防”にも力を入れています。
小さなお子様からご高齢の方まで、ファミリー単位でお口の健康をお守りいたしますので、気になることがあれば何でも気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様のお口の健康に役立つ様々な情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“歯磨きをしていても虫歯ができてしまう理由”についてです。
虫歯予防は歯磨きだけでは不十分?
歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう方は、普段の生活習慣を一度見直してみる必要があります。
というのも、虫歯には生活習慣病の側面もあるため、日常的に行なっている食生活や習慣が影響していることが少なくないからです。
では、どのような方が虫歯になりやすいのか、次の項でみていきましょう。
虫歯のリスクが高いのはどんな人?
・糖を含む甘い食べ物や飲み物、スナック菓子やパンなどの間食が多い方は、口内が酸性に傾きやすく虫歯になりやすいと考えられます
・夜遅い時間に食事をすると、口内が酸性に傾いたまま寝てしまうため、唾液が減る就寝中に虫歯になる危険性が高まります
・歯にくっつきやすい柔らかい加工食品は歯に停滞しやすいため、加工食品を好んで食べる方は虫歯になりやすいと言えます
・夜にお酒を飲む習慣がある方はアルコールの利尿作用で口内が乾燥しやすく、寝ている間にお口の中の細菌が増え、虫歯の危険性が高くなります
・口呼吸をしていると口内の水分が蒸発して減り、虫歯予防のはたらきをする唾液の効果が低下します
・ストレスがあると唾液の分泌量が減るため、口内の自浄作用や歯の修復作用が衰えてしまいます
・虫歯治療による詰め物や被せ物が多いと、歯と人工物との空いたに汚れが溜まりやすく、再び虫歯になる場合があります
・歯並びが悪いことで磨き残しが多くなると虫歯リスクが高まります
歯科医院で定期的なチェック・クリーニングを
虫歯予防のためには口内に糖を残さないようケアを行い、唾液を出すように気をつけることも大切です。
また、蓄積した汚れを取り除くため、歯科医院で定期的なチェックとクリーニングを受けるようにしましょう。